アキバ系が社会的に認知され、流行と化した現代社会。富士見英武(窪塚俊介)は、そんな現代社会に生きる 映画≪オタク≫だった。 自らをヒッチコックの生まれ変わりと信じて疑わず、日々、 自分が映画監督になる事を夢みて、妄想を広げていた。 しかし、そんな英武に、ある日、転機が訪れる。 それは、一人の女性・・・有紀子との出会い。 ところが、そんな出会いは、英武と母との間にある秘密をも 浮き彫りにし、英武を狂わせて行く・・・。